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たまたま古本屋さんで見つけたんですけれど、これはすごい本です。
産婦人科医の聞き取り調査をもとにした、子どもたちの不思議な胎内記憶の言葉集。 大好評「おぼえているよ。ママのおなかにいたときのこと」の第二弾。 今回 は「ママのおなかに入る前の記憶」を中心に集めました。 おなかに入る前はどんなところにいたか、ママとパパをどのようにして選んできたか……子どもへの愛 おしさが増す1冊です。ご出産のプレゼントにも最適です。 Amazon.co.jp 商品の説明より引用 もともと私は、赤ちゃんはママとパパを自分で選んできた、と信じているので、この本を見つけてとってもうれしい気持ちになりました。 よく反抗期の子供が、 「自分で親は選べない!」 と親を責める場面があるようですが、本当にそうでしょうか。 自分で生まれる場所も親も時代も選んできた。 もし世の中がそういう常識であったなら、もう少し違う親子関係や人間関係になっていくのかもしれませんね。 我が家では、既に常識ですけれどね。 自分で選んだ人生。 甘えは許されない。 ある意味、根性が据わって謙虚に生きていける気がします。 兄弟がいる子ども達は生まれる前に、空の上で仲良しの友達と 兄弟になる約束をし、生まれる順番を決めてくるんですって。 ははは、なんかわかる気がする。 私もお兄ちゃんと妹と約束してきたんだな、きっと。 とってもやさしい気持ちになる本です。
葉祥明が贈る言葉の世界。これは、あなたが幸せになるためのおいしいことばのレシピです。
小さな童話のような装丁です。 まず、目をひくのがイラストもとても美しさ。 日本語の「しあわせことば」と、 その英訳がのっています。 シンプルで、無駄のない表現。 日本語の美しさと文章のあたたかさが素晴らしいと思います。 持ち歩いたり、寝る前に読みたい本。 女性向けに書かれたようですが、男性にもおすすめです。 加藤ゑみ子さんの本が好きな方や、 プレゼントにも良いと思います。 Amazon.co.jp カスタマーレビューより 日本語が美しいです。 どうせ日本という国に生れ、日本語を話し聴いて過ごすのなら、こんな「しあわせな日本語」にできる限り接していたい、と思います。
世界が愛した日本
この本のタイトルは少し損をしているかもしれない。 「世界が愛した日本」って言われると、なんとなくむずがゆいというか、愛国心と島国根性丸出しの了見の狭い自画自賛ものかと一瞬たじろぐ人が多いんじゃないだろうか。 日本人って大手を振って自分のこと評価できないところのある民族ですよね。 実は私もそんな一人でした。 でも、ひとつめのエピソードからもうやられてしまいました。 読み進めるうちに胸が熱くなって、なんだか知らないはずの、ずっとずっと祖先の人たちの出来事なのに、忘れていた昔々の情熱を思い出したような気がして、何かが魂の奥から突き上げてくるような感じをおぼえました。 なんで私はこんな素敵な史実を知らないのだろうか。 日本は、2005年から調査されている『良い影響を与えている国』で3年連続でトップを維持しているのだそうです。 この本は、日本ではほとんど知られることのない感動の外交物語を綴ったノンフィクションです。 Amazon.co.jpである方が、 「泣ける映画より素晴らしい史実があるってこと, 」 というレビューを書かれています。 とにかく、この本を読んでこんな歴史を知らない日本人の自分が情けなくて悔しくてなりませんでした。 これは是非、学校でも扱ってもらいたいなぁ〜。 今、「悲惨だった」と伝えられているどんな過酷な時代にも、国の壁を越えて、真摯に、誠実に、まごころを忘れずに生きた人たちがたくさん存在したということ。 日本だけではなく、他国にもこういう話がたくさんあるんだろうな。。。 勇気が出ます。 熱くなります。 この本であったまってください。
ASKAさんは、「晴天を誉めるなら夕暮れを待て」
”科学は正しいと言う 迷信の風で育った” と歌った。 この曲を聴いた時、妙に納得したものだけれど、そんな”科学”を”脳”という見地から追及し続けている茂木健一郎さんが、この世界で最も科学で究明することが難しいであろう”音楽を聴いたことによってもたらされる感動”のメカニズムについて語る。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「美しい」「嬉しい」「悲しい」「楽しい」・・・・・・。一瞬一瞬に生身の体で感動することによって、人は、自己の価値基準を生み出し、現実として自分の ものにできるのである。それが「生きる」ということである。だからこそ、本当に感動を知っている人は、強い。生きていく上で、迷わない。揺るがない。折れ ない。くじけない。 音楽は、そんな座標軸になり得る。音楽の最上のものを知っているということは、他のなにものにも代えがたい強い基盤を自分に与えてくれるのだ。 私は、新しい自分に出会いたくてコンサート会場へ足を運ぶ。演奏に耳を傾けることで、今までの自分の人生がどれくらい豊かであったかを確かめる。 生きながらにして、生まれ変わるような体験。それが音楽であり、音楽が生命哲学の根幹にかかわるジャンルと呼ばれる所以も、ここにあるのかもしれない。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「すべては音楽から生まれる」より引用 この本で茂木氏が語る音楽論をたどりながら、自身の音楽体験を思い起こしてみると、「なるほど」と思う部分が多々あった。 生演奏の音楽というのは、エンターテインメントの中でも究極かもしれない。 演劇、映画、私達に感動を与えてくれるものって、この世の中にはたくさんあって、通勤途中に聴くCDの音楽にだって、十分な感動や元気をもらうことができる。 ただ、大好きなアーティストのコンサートでおぼえたあの高揚感には、やはり勝てるものではない。 そして、彼は最後にこう記している。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 私たちが音楽を愛するのは、それが生命のあり方に似ているからだろう。ある場所と時間のうちにしかそれは成立しない。片時も留まることなく、常に変化し続ける。 そして、最後の響きが鳴り終える時に、音楽というかけがえのない体験は終わりを迎える。私たちの命も、同じである。いつかは終わりがくると判っているからこそ、その途中の道筋で出会う美しいハーモニーや、軽やかなリズムが愛おしいのである。 -------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「すべては音楽から生まれる」より引用 とても素敵な文章でした。 そして、茂木健一郎さん、素敵な方ですね。 今後のご活躍、楽しみです。
松さんつながりでもう1冊。
私が”松たか子さん”に見ているもの。いろんな物や人の中に探しているもの。 それは、前の記事で書いた「姑息」というキーワード。 この記事⇒最優秀女優賞 松たか子を読んでからというもの、私の中で、いろんなものを見る際に、常に「姑息 OR NO」というフィルターがついてまわる。 いろんな事件が起きる毎日で、この人ってなんでこんなに姑息なのっ!!と思うことも多いけれど、逆に気持ちいくらいに姑息な根性を持ち合わせていない人種もたくさんいて、毎日そういう人のことを思い、接して生きていると、結構しあわせです。 たとえば、私が今勝手に大好きな人たち。 松たか子さんを筆頭に、 知花くららさん、 小谷真生子さん、、 金城武さん、 佐藤竹善さん、 根本要さん。 まだまだいるんだけど、今は浮かばないや。。 あ、ASKAさんとか、あと岡田准一君も最近いいな。 毎日、気持のいい人たちを思いながら、自分もその仲間に入った気分で勝手に気持ちよく生きていこうと思う。思ったもん勝ち! 少し前の本だけれど、これで松さんの心根はわかると思います。 華やかな本ではないけれど、素朴で誠実で「姑息ではない」生き方が垣間見れます。 興味がある方は是非。
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これから始まる私たちの「文通」、どんな展開になっていくのかまだまだ分かりませんが、ひとつよろしくお願いしますね。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 松たか子さんのこんなプロローグで始まるこの文通。 ”私たち”とは、他でもない父親の松本幸四郎さんと娘の松たか子さんです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ ところで今更ですが、「普通」って何なのでしょうね。 私にとって「普通」とは、穏やかな、安らかな状態のように思えます。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ という娘の問いに、 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 君の質問、「普通って何なのでしょうね」の答えには、自宅から歌舞伎座までの車から見るいつもどおりの都会の雑踏の風景の中で、街路樹の色付きや行きかう人の服装に、都会の秋を感じる。こんなゆったりと流れる季節を感じる瞬間も含まれていると思う。 でも、忘れてならないのは、人それぞれに、「普通」の感じ方も千差万別だということだ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ と返す父親。 脚本家の三谷幸喜さんがたか子さんのことを「ミニ幸四郎」と評したことに満更でもない父と、「幸四郎の娘」という境遇を財産として、隠すこともひけらかすこもしない、と心に改めて誓う娘。 2年弱続けられたこの文通は、なんと「娘・松たか子さんの結婚」という奇跡的なクライマックスを迎えて幕を閉じることになる。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 生まれた時、両手で抱っこした赤ん坊の隆子の可愛い笑顔と小さな手足のぬくもりを思い出すと、今お父さんは夢を見ているようだ。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ と語る父に、 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 家族と共に歩んできた私の人生に、新たな道が今、果てしなく見えています。今まで、松たか子のためになることを必死にやってきた藤間隆子は、佐橋という新しい名と共に、少しずつ、少しずつ歩き始めたばかりです。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------ と返す娘。 とにかく、やたらに胸を打つのです。 そのぞれの文章から浮かび上がる鮮やかな情景の数々。 巧いのではない。 「姑息さ」というものを微塵も感じさせないどこまでも正直に綴られた言の葉たち。 「姑息さ」というものを微塵も感じさせない これは、松たか子さんの第15回読売演劇大賞最優秀女優賞受賞時に岡本螢さんが評された言葉です。 審査評はコチラで見られます。⇒最優秀女優賞 松たか子 しみじみ幸せになれます。 よかったらどうぞ。
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