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大きな池のほとりにある、お日様とグリーンあふれるジュリアン家では、パトリス、ユリ、ビズの2人と1チンチラが仲良く暮らしています。 ところがある日、ビズが話し始めたのです…。 ジュリアン家のグレートな猫Bisouからのあなたの“人生”におくるメッセージ。 この本は、ジュリアン家で生活する猫のビズが、飼い主であるパトリスとユリ、そしてわたしたち「人間」に語りかけるかたちでお話が進んでいきます。 いわゆる「猫好き」にはたまらないかわいくてキュートな猫ちゃんの描写がいっぱいあります。 でも、わたしは特に「猫好き」というわけではありませんが、この本の文章にはもっと深いものを感じました。 ビズは、言います。 わたしは今、太陽の下で寝っ転がって毛をなめている。 今ないものについては、全然考えていない。 こんな感じでいることが、いつでも幸せ。 たとえば感じの悪い人に会って、「あら、この人やな感じ」といういうときは、 ただ静かに息を吐ききって要らないイメージを完全に流し出すの。 これをシチュエーションが変化するまで続けて。 あとには解放感が広がるわ。 猫と人間では違うじゃない!と言ってしまえばおしまいですが、 自分の中にマイナスな気をため込まないで上手にリフレッシュして、無駄に悩むこともせず、今を楽しんで生きる、という面では、大いに勉強になる生き方なんじゃないかと感じました。 気楽に読み始めることのできるかわいい本ですが、読み進めていくと、ドキッとする言葉に何度も遭遇する、そんな本です。
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